●上志段味地区の古墳データ(東谷山古墳群) 

赤字は国史跡「志段味古墳群」
尾張戸神社古墳 丘陵頂部・神社境内 直径27.5mの円墳 残存
中社古墳丘陵面全長63.5mの前方後円墳
円筒埴輪・朝顔形埴輪・家形埴輪・盾形埴輪・楕円筒埴輪出土
残存
南社古墳丘陵面全長30mの円墳
円筒埴輪・朝顔形埴輪・盾形埴輪
残存
東谷山1号墳丘陵面・雑木林直径15m 高さ2mの円墳 横穴式石室
玉類・大刀・鉄鏃・刀子・須恵器・土師器
滅失
東谷山2号墳丘陵面・雑木林円墳 横穴式石室 須恵器・鉄片若干出土 滅失
東谷山3号墳丘陵面・宅地直径23m 高さ2m位の円墳 須恵器・耳環・玉類・鉄鏃・円筒埴輪・朝顔形埴等出土
群集墳早期の古墳 滅失後その横穴式石室の天井石は現在はストーンテーブルと呼ばれ東谷山々頂尾張戸神社裏小公園に保存
滅失
東谷山4号墳丘陵面直径12m 高さ2m位の円墳 横穴式石室 玉類・須恵器出土  滅失
東谷山5号墳丘陵面・荒れ地直径22~25mの円墳 横穴式石室基底部残存 高杯・山茶碗など出土 残存
東谷山6号墳丘陵面・雑木林直径15mの円墳 横穴式石室一部露呈 須恵器出土 残存
東谷山7号墳丘陵面・農地円墳 横穴式石室 人骨若干採取 須恵器出土 滅失
東谷山8号墳丘陵面・農地円墳 横穴式石室、耳環・須恵器出土 滅失
東谷山9号墳丘陵面直径10~15mの円墳 広口坩、鉄器等出 横穴式石室基部の一部が赤く染まっていた 滅失
東谷山10号墳丘陵面・畑円墳 横穴式石室 耳環出土 滅失
東谷山11号墳丘陵面・畑円墳 横穴式石室 須恵器片出土 滅失
東谷山12号墳丘陵面・荒れ地円墳 直径16m 高さ3m位の円墳 横穴式石室が天井石を失って露呈
耳環・玉類・鉄鏃・須恵器・土師器出土 盗掘により土器片が散乱
残存
東谷山13号墳丘陵面・畑直径14mの円墳 横穴式石室 堤瓶、平瓶の破片出土 滅失
東谷山14号墳丘陵面・荒れ地直径15m 高さ2.5m位の円墳 横穴式石室 
耳環・刀装具・鉄鏃・刀子・須恵器・土師器出土
滅失
東谷山15号墳丘陵面・畑直径13 高さ1.5m位の円墳 横穴式石室 耳環出土 滅失
東谷山16号墳丘陵面・畑直径30m 高さ2.5mの円墳 横穴式石室が天井石を失って露呈
耳環・壷・高坏等出土
残存
東谷山17号墳丘陵面・畑直径15mの円墳 横穴式石室 滅失
東谷山18号墳丘陵面・宅地円墳 横穴式石室 滅失
東谷山19号墳丘陵面・畑円墳 横穴式石室 滅失
東谷山20号墳丘陵面・畑円墳 墳丘部に葺き石が残存この上に東側3基の石室石材が集積 残存
東谷山21号墳丘陵面・雑木林円墳 墳丘残存 横穴式石室が露呈 残存
東谷山22号墳丘陵面・宅地円墳 横穴式石室 滅失
東谷山23号墳丘陵面・畑円墳 横穴式石室 滅失 
東谷山24号墳丘陵面・雑木林円墳 横穴式石室 滅失
東谷山25号墳丘陵面・雑木林円墳 横穴式石室 滅失
東谷山26号墳丘陵面・宅地円墳 直径10m 高さ1m位 横穴式石室 耳環・須恵器出土 滅失
東谷山27号墳丘陵面・雑木林円墳 南側半分の墳丘が崩れ石室が露呈 残存
東谷山28-A号墳丘陵面・雑木林円墳 直径12~15m 天井石も含め墳丘が残る 残存
東谷山28-B号墳丘陵面・雑木林円墳 直径15m位 墳丘に一部葺き石残存 天井石も含め良好に石室残存 残存
東谷山29号墳丘陵面・公園円墳 横穴式石室 滅失
東谷山30号墳 丘陵面・公園 円墳 横穴式石室の石材が散乱 東谷山フルーツパーク内 残存
東谷山31号墳 丘陵面・公園 円墳 横穴式石室の石材が散乱 東谷山フルーツパーク内 残存
東谷山32号墳 丘陵面・学校用地 円墳 直径15m位 愛知県立看護短期大学(当時)建設時に発掘調査その後滅失 滅失 
東谷山33号墳 丘陵面   滅失 
東谷山34号墳  丘陵面 円墳 長さ3m程の横穴式石室?が出土 東谷山古墳群では最末期のもの 残存 
東谷山白鳥古墳(旧白鳥1号墳) 丘陵面 名古屋市内では唯一の完形の横穴式石室をもつ 現状の直径17.2×16.5m、高さ3.5m 平面徳利型無袖式横穴式石室 深さ平均90cmの「C」の字形の周溝が認められる 残存 
白鳥2号墳 丘陵面 直径12〜13mの円墳 横穴式石室 石室基底部は残存の可能性がある 滅失
白鳥3号墳  丘陵面 直径12〜13mの円墳 石室基部は残存の可能性がある 滅失
白鳥4号墳  丘陵面 径約17.0×16.4m、推定高さ2m程の円墳 無袖式の横穴式石室(石室全長9.6m)をもつ 1号墳と同様の規模ではないかた思われる 滅失
白鳥5号墳  丘陵面 直径12~12.5m 推定高さ1.8mの円墳 無袖式の横穴式石室 残存
白鳥6号墳  丘陵面 直径11~12m 高さ1mの円墳 無袖式の横穴式石室 民家の庭に築山状に現存 周溝の跡が認められる 残存
白鳥7号墳  丘陵面 直径9.5mの円墳 無袖式の横穴式石室 周溝の一部が認められる 滅失
白鳥8号墳  丘陵面 国道155号の整備などで大きく削り取られていて墳形、大きさなど不明 周溝の大きさなどから1号墳と同様の規模ではないかた思われる 残存
狸塚1号墳 丘陵面・宅地 円墳 直径13m 高さ1,5m 横穴式石室 残存
狸塚2号墳 丘陵面・宅地 円墳 直径10m 横穴式石室 残存 
狸塚3号墳 丘陵面・宅地 横穴式石室 滅失 
狸塚4号墳 丘陵面・宅地 円墳 直径10m 高さ1.5m 横穴式石室 残存 
狸塚5号墳 丘陵面・宅地 横穴式石室 残存 
※立地・地目などは必ずしも現況と一致しておらず、近年の土地開発により多くの古墳が滅失している。


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